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ダイヤモンドの4C

ダイヤモンドには品質を評価するポイントとして以下の4つの項目があります。

①Caratカラット重さ②カラー色③クラリティ透明度④カット形

以上4項目のすべて「C」から始まる品質項目の頭文字4つをとって「ダイヤモンドの4C(よんしー)」と呼ばれています。4Cは、米国宝石学会G.I.A.(Gemological Institute of America)が定めるダイヤモンドの国際的な評価基準で”G.I.A.方式”などとも呼ばれます。ダイヤモンドの取引においてもG.I.A.方式は重要で世界中のダイヤモンドバイヤーやジュエラー等価値判断の材料として4Cを使てダイヤモンドの品質を判断しています。BRIDEG銀座の店頭でも国際基準4Cグレードで評価されたダイヤモンドを取扱っておりグレーディングレポート(鑑定書)がついています。

①Carat・カラット = 重さ

カラットはダイヤモンドの重さの単位をあらわし、1カラットは0.2gに相当します。語源はBC500~BC600年ごろインドのトラヴィダ人がダイヤモンドを量るのに使用していた錘用の豆「カラブ」からだと言われています。実際そのカラブ豆の一粒の重さはほぼ0.2gという事で、どの豆の値をとっても均一な事が、目方を量る錘に非常に適していたとされています。今日使用されている0.2gという定義がこんなに古い時代の名残を留めているというのは、ダイヤモンドと人のかかわりの深さ、歴史を感じさせます。1カラットは”1ct”と表記します。

カラットは4Cの中でも肉眼でその見た目の差がはっきりとわかる項目と言えます。カラットは大きさの単位と勘違いされる方も多いのですが、このように実は重さの単位なのです。通常宝石の重さはカラットで表すためダイヤモンド以外の宝石にも重さの単位としてカラットを使用します。

※1907年に宝石の質量を表す単位として1カラット=200ミリグラムとメートル法によって定めました。金の金称品位を表す単位もカラット(Karat)でスペルは違うのですが日本語での発音が同じで混同されるケースが有りますがこちらは表記K 18金=18K 

ダイヤモンド4Cカラット宝石の重さの単位Diamondの国際品質基準GIA基準

ダイヤモンドのカラットは重くなればなるほど希少性は高まり価値も上昇していきます。カラットサイズの重いダイヤモンドは見た目に明らかに大きくなります。ラウンドブリリアントカットはどんなに小さいサイズでも58面に磨くためカラットが重く大きなサイズのダイヤモンドに成れば成る程に小さなサイズでは出にくかった細かなファセットからもキラキラと輝きを発揮するようになります。物理的に大きいサイズのダイヤモンドの方が輝きが大きく魅力も上がります。
婚約用に限らずのダイヤモンド選びの中でカラット・サイズは見た目にも一番わかりやすく、ダイヤモンドの大小が指に着けた時の見た目の印象も一番左右する事から最も容易に判断できるグレードと言えます。

⇒カラットについてもっと詳しく

②collar・カラー = 色

最上の無色グレードDを筆頭に、徐々に黄色味を帯びていくのがダイヤモンドの色グレードの特徴です。色の原因が光の吸収による残像色や微量に含有している窒素による着色あることから無色のダイヤモンドほど光を余すところなくを通過させ、ダイヤモンド特有の光の分散による虹色の輝きがより豊かに放たれます。BRIDGE銀座では婚約用にふさわしい最高グレードD~Fまでのカラーレスグレードを専属研磨師に厳選させ磨いています。

ただし、ピンクやブルー、パープル、グリーン、オレンジと言ったファンシーカラーは希少な為、別の評価となり価値が高いものも存在します。

その中で色の等級を表す項目をカラーと呼びます。Diamondのアルファベット表記の頭文字Dから始まってZまでの23段階で色の等級を表します。そのうち

D-F:トップ3カラー カラーレス(collarless)無色グレード

G-J:ニア カラーレス(Near collarless)ほとんど無色

K-M:フェイント イエロー(feint yellow)微かに黄色い

N-R:ベリー ライト イエロー(Very light yellow)とても明るい黄色

S-Z:ライト イエロー(light yellow)明るい黄色

Z以上:ファンシー イエロー(fancy yellow)幻想的な黄色

BRIDGE銀座Antwerp Brilliant GALLERYでご案内する宝飾用ダイヤモンドは無色グレード(D-F)の範囲内での評価になります。しかし人間の目の性能は物凄く1説には96億色以上の色の違いを見抜いてしまうのだとか・・・!最高評価はDカラー(Collarless)その出現確率は2万分の1とも言われる超希少で石です。ぜひ店頭でその輝きをお確かめください。

※G.I.A.ではABCや123はその文字の持つ意味そのものが等級と勘違いされる為、Dを最高グレードとしています。

仮にダイヤモンドが構造上完璧な成り立ちをした完全な結晶の場合、不純物のない水滴の様に色相がありません、結果無色となるのですが自然界において構造上完璧なダイヤモンドが出現(結晶)する確率は非常に低く、希少性がとても高くなります。ダイヤモンドのカラーグレードは午後3時までの北向きの窓の光源に近い状況を人工的に作り、色のない白い壁の部屋で行われます。当然グレーダーも白衣を着て色がダイヤモンドに映り込む事の無い陽に厳重管理され徹底した条件下で行われます。

※写真はイメージです。

そしてダイヤモンド鑑定者は検査したいダイヤモンドをマスターストーンと呼ばれる色サンプルのダイヤモンドと比較してどの程度無色か?を検査していきます。その際フェイスアップで光が反射して色が見にくい正面からではなくフェイスダウンで真横からダイヤモンドを眺めて検査します。

ダイヤモンドの色原因

ダイヤモンドは殆どが純粋な炭素の結晶なのですが、自然界で結晶する天然の物質ですので、窒素や水素、ホウ素などの元素が結晶格子に入っていたり、中には炭素原子の抜けのある場所のある結晶を持っていたり、若しくは外からの圧力で結晶に歪みの有る場合があります。

ダイヤモンドの色はこうした欠陥部分を光(白色光)が通った場合に、特定の波長の光だけがダイヤモンドの中で反射して通り抜ける事が原因です。光は特定の波長を失うと色がついて見えます。例えば青色だけ吸収された場合は赤い光線と緑の光線だけが残るのでダイヤモンドは黄色く見えます。白(青+赤+緑)ー青=黄色(緑+赤)このように残像色がダイヤモンドの色の正体なのです!

この事を利用してカラーダイヤモンドの研磨ではパビリオンファセットの角度をよりカラーが引き立つような光の分散角を導き出して研磨する新しいテクニックが確立されています。

ダイヤモンドの色についてもっと詳しく

⇒ピンクダイヤモンドについて詳しく

③クラリティ・Clarity = 透明度

ダイヤモンドの透明度を表すグレードがクラリティです。ダイヤモンドのグレーダーが10倍率の拡大鏡でダイヤモンドの内部を検査してどの程度不純物が入っているのか?を検査する項目です。

炭素の結晶体であるダイヤモンドには通常結晶化しなかった炭素や結晶化した際の不純物がかすかに内包されています。この内包物(インクリュージョン)にはさまざまな種類があります。さらに透明度を妨げるキズ等を合わせて、クラリティグレードを価値を判断します。当然ながらこれらのインクリュージョンや傷が少ないほどダイヤモンドは希少になり価値は高くなります。

高品質のダイヤモンドの大半は肉眼で発見できない小さなインクリュージョンのものばかりですので10倍の拡大鏡ルーペを用いて鑑定することが通例です。全くの無傷でインクリュージョンが無いダイヤモンドが最高とされ、内包物の量が増すにつれて出現確率が上がり価値が低くなります。クラリティグレードは11段階で評価されます。

宝石の美しさは本来不完全な結晶の中に!45億年前の奇跡

ダイヤモンドの評価基準クラリティでは10倍の拡大鏡で観察してどの程度の割合で不純物や不完全部分が有るのか?を測定します。無欠点フローレス(Frawless)からインクルーデット3(Included3)の11段階に評価されます。フローレスに近づくに従って希少性が高まりVVS1以上のグレードは超希少石です。

ダイヤモンドの4Cクラリティ透明度BRIDGE銀座ではVS2以上を厳選肉眼で確認不能

たとえ今年掘りあげられた新品のダイヤモンドであったとしても、中には遥か45億年前のダイヤモンドも含まれます。宝飾用に限らずダイヤモンドは最低でも9億年以上前に結晶したものばかり、地球上で起こった様々な偶然が重なって奇跡的に結晶し出来上がるダイヤモンド。その中に眠る特徴的なインクリュージョンは9億年以上の遥か昔にダイヤモンドに中にダイヤモンド以外の物質入って出来たモノなのです。言い換えれば特徴的なインクリュージョンは地球によってダイヤモンドに刻まれた世界に1つだけの特別なしるしのようなもの。あなたのダイヤモンドのインクリュージョンは・・・若しかしたら地球のロマンが詰まったモノかもしれませんね!?

とはいっても趣味の宝石ではない婚約リング用にお選びになるダイヤモンドでは無傷無欠点が望ましいと思います。肉眼で内包物が確認できないVS2~SI1等のグレードを選ぶ場合では見た目に違いは無いもののVS~SI等のグレードではインクリュージョンの種類によっては注意しなければならない場合もあるようです。VS~SI等のクラリティグレードで避けるべきは、内包物が将来的に成長する可能性のある場合や割れや欠けに繋がるかもしれないインクルージョンを持つダイヤモンドです。しかし研磨者フィリッペンスベルトの目で厳しく原石を選定していますのでその様なダイヤモンドはBRIDGE銀座では取り扱いませんのでご安心ください。

⇒クラリティグレードについてもっと詳しく

⇒内包物の種類について

④カット ・ Cut = 形

ダイヤモンドの輝きを決める最も重要な要素にカット(Cut)があります。天然起因のカラーやクラリティの様に、その石そのものの質によるものではなく、人間の手でその価値を高める事ができる部分でもあります。光の屈折を決めるプロポーションと研磨によって引き出される輝きがダイヤモンドの良さを一層引き立たせます。正面から見て丸型で58面に磨き上げるラウンドブリリアントカットはダイヤモンドの美しさを最大限引き出すカタチと呼ばれ、最も人気の高いものです。G.I.A.カットグレードはラウンドブリリアントカットのみに対応した項目です。ほかのカタチ(シェイプ)のダイヤモンドには対応していません。

その他、エメラルド(隅切の四角)、オーバル(小判型)、ハートシェイプ、マーキーズ(ボート型)、プリンセス(四角)等様々なカット形状が存在します。カットグレードの項目にはポリッシュ(Polish)とシンメトリー(symmetry)の2項目が表示されます。

以下G.I.A.カットグレード基準のラウンドブリリアントカットについての説明をさせていただきます。

G.I.A.カットグレードの評価項目の内鑑定書記載は以下の三つ

➀カットの総合評価(プロポーション)

②表面研磨(ポリッシュ)

③カットの対称性(シンメトリー)

以上3項目をそれぞれエクセレントからプアの5段階で評価します。全ての項目でエクセレント評価のダイヤモンドをトリプルエクセレントと呼びます。BRIDGEではカット最高級エクセレントの内DOUBLE EXCELLENT以上の超ハイグレードのみを取扱っています。

トリプルとはカットの総合評価に表面の研磨状態ポリッシュと研磨済みダイヤモンドの対称性の3項目の評価が全て最高のエクセレントの場合、そのダイヤモンドをトリプルエクセレントカットと呼びます。ダイヤモンドの輝はブリリアンス(ファイヤー)、ディスパージョン、シンチレーションの3要素で構成されています。簡単に言うとブリリアンス(ファイヤー)は全体の輝き、ディスパージョンは光の分散、シンチレーションは鏡面反射、この3要素のバランスがダイヤモンドの輝きを決めており、そのすべてが最高評価の事を指します。

G.I.A.基準ではダイヤモンドの美しさを光のバランスを考慮して定めており、それに対して最適な形になるようにダイヤモンドカッター・ポリシャー達が原石をカットして磨きます。ダイヤモンドの理想的な形は1919年に数学者によって解き明かされ既に判ってはいましたが、エクセレントカットはダイヤモンドの持つ比類なき硬さと特異な性質さらには技術的な要因で1990年まで誰にも実現させることができませんでした。

業界の悲願でもあったダイヤモンドの最高の輝きを1990年にベルギー・アントワープで達成した人物こそBRIDGE銀座Antwerp Brilliant GALLERYの専属研磨師『フィリッペンス・ベルト』氏なのです。

カットの良いダイヤモンドは光のモザイクが均等で無限に広がりスペクトルへの光の分散が女性の手元を美しく彩ります。左手で”髪の毛”を触るしぐさや携帯電話やカバンを持った時など左手が動くたび手元でキラキラと輝きます。美しいダイヤモンドを身に着けたら何気ない毎日が楽しくなってしまいそうです。ダイヤモンドは太陽の宝石と呼ばれ自然の太陽光の下で最も強い輝きを発します。晴れた日の太陽の下でダイヤモンドを直視するのは困難でしょう。太陽の光がそのまま強く反射します。そして太陽の様なダイヤモンドの輝き、その輝きは永遠なのです。

⇒ダイヤモンドのカットグレードについてもっと詳しく

⇒フィリッペンスベルトについてもっと詳しく

ダイヤモンドの美しさは”原石”で決まるの意味

1990年にエクセレントカットを達成したフィリッペンス・ベルト氏は一つのことに着目していました。それはダイヤモンドの輝きは原石で決まるという言葉の意味でした。ブリッジ銀座ダイヤモンド原石で決まる美しさカットの秘密はソーイング50%以上が失われる希少石ベルト氏も従来通りに研磨後のダイヤモンドの重さを優先して一番大きくダイヤモンドを切り出す方法をそれまで採用していたのですが、ソーイングの段階で(左図上)この位置でダイヤモンドをカットしてしまってはエクセレントカットには仕上がらなかったのです。左図上を見ると切り出すダイヤモンドが縦に厚くテーブルサイズに対して”深い”ダイヤモンドになってしまいます。

1980年代当時の技術では正八面(ソーヤブル)原石から切り出したダイヤモンドを仕上げ切る事は事実不可能でした。それはダイヤモンドの結晶構造上の問題で研磨したい方向にダイヤモンドを研磨出来ないという事実に直面したためでした。この『物理的に無視できないグレイン』の存在を見極めたベルト氏は原石の段階から考えると大きく重さを失う大胆なカット法でダイヤモンドを仕上げていくことにします。今日では常識となったこの大きく原石をロストするカットで贅沢に切り出さ究極に仕上げられたダイヤモンドだけがアントワープブリリアントのダイヤモンドとなるのです。

⇒ダイヤモンド研磨の歴史についてもっと詳しく

 

BRIDGE Antwerp Brilliant GALLERYで使用する2つの鑑定鑑別機関「IIDGR」「CGL」共に国際基準であるG.I.A.方式を採用しています。

⇒アントワープブリリアントの鑑定鑑別機関についてもっと詳しく

宝石の王ダイヤモンドは、人生の節目の記念日やプロポーズ言葉とともに渡されるなど大事な瞬間を永遠にする宝石です。さらにダイヤモンドは婚約指輪にも使われる等高い人気を誇ります。人生を共にする宝石だからこそ、その品質と価値を知ることはとても重要です。

 

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