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The Phantom Beauty “Padparadscha” Sapphire(H)

ピンキッシュオレンジのサファイアには特別な名前が付きます

スリランカの古い言葉サンスクリット語で蓮の花という意味を持つパパラチアは人口の80%以上が仏教徒のスリランカでも特に人気のあるカラーサファイアの1つです。仏教の教えの中で泥の沼地で育ち美しい花を咲かせる蓮華は重要な花と言えます。蓮の咲く泥の沼地は汚辱にまみれた人間の世を表していて、そこから生まれて来て泥に汚されない蓮は、人の目指すべき在り様を表していると言います。皆さんも仏陀(ぶっだ)が蓮の花から生まれて来て「天上天下唯我独尊」と唱えている宗教画などは見たことがあるのではないでしょうか?蓮は仏教の中で外せない神聖な花なのです。蓮の花を連想させるカラーのサファイヤをパパラチアと呼びます。

また、パパラチアと名乗れるのは、オレンジとピンクの中間色を持つスリランカ産サファイアのみ。第三者鑑別機関で決められた色よりもピンクが強ければピンクサファイア、オレンジが強ければオレンジサファイアと鑑別されます。ピンクオレンジの色合いは非常に狭い色範囲のため、パパラチアは大変希少で「幻のサファイア」と言われ宝石コレクター垂涎の的なのです。

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