まるで魔法のかかった幸せの果実から滴り落ちる果汁の様なやわらかな発色のピンクダイヤモンドのルース(裸石)です。しかもこのダイヤモンドはファンシーライトピンクという幻想的な発色のダイヤモンドです。ペアシェイプ(洋ナシ形)のダイヤモンドです。しかしこのダイヤモンドには”ひとひらの桜”の方がピッタリな可憐な逸品です。
オーストラリア産ピンクダイヤモンドの発色原因は結晶中に含まれる不完全な結晶構造、その不完全な結晶構造を光が通過する際に起こる吸収で残像色としてピンク色が見える仕組みです。桜の花びらのようにピンクの濃淡が石の中で変化する美しいダイヤモンドルースです。オーストラリア産らしく青色の強い蛍光性を持ちます(蛍光性:ストロングブルー)ピンク色の宝石が青色の蛍光を持つのは非常に幻想的ですね。
ピンクダイヤモンドは、その多くがオーストラリアのアーガイル鉱山産出です。