石のまち 金谷 千葉
関東一円を見渡す大パノラマ
千葉県・房総半島の中部に位置する金谷は、江戸時代後期から明治時代にかけて、鋸山から切り出される房州石の産地として栄えた町として有名です。小林一茶や夏目漱石、棟方志功などの多くの文人も訪れた町でもあり、現在は「石と芸術の町」として、房州石のモニュメントが町の各所に配置されていて、芸術のシンボル「金谷美術館」もオープンしました。観光案内所「石の舎」では、石窯でピザやパンを作ったりという体験が可能です。また、奇岩が重なり合って独特の景観を作り出している鋸山山頂からの眺望は、東京湾をはじめ、富士山、三浦半島、伊豆半島から伊豆七島と関東一円を見渡す大パノラマを眺めることが出来ます。夕日が美しい金谷港とともに訪れたいデートスポットです。
【おすすめコース】
1) 32のモニュメント巡り
東京湾フェリーから鋸山ロープウェーまでの道のりは「石の刻道」。石切と芸術の歴史があるこの町でインスピレーションを受けた北海道の学生たちが作成した、個性的な房州石の彫刻が32体配置されています。町の中をゆっくりと散策しながら探してみましょう。
11:00 動く展望台で山頂へ
海辺の町と海抜329mの山頂をつなぐ鋸山ロープウェーは、東京湾を見渡しながら上っていく、さながら動く展望台です。山側に目をやれば、切り立った奇岩がのこぎりのように重なり合うが目の前に立ちはだかり圧巻です。初夏の新緑、夏の深緑、晩秋から冬にかけての紅葉と、四季が織りなす自然美も見応えアリですよ♪
2) 絶景で絶叫!?
ロープウェーを降りたら山頂展望台を目指しましょう。360度のパノラマで遠くには富士山、伊豆半島、伊豆大島、近くには三浦半島、横浜の高層ビル群、眼下には東京湾を行き交う船を臨むことができます。さらなるどきどき感を求めるのなら「地獄のぞき」がオススメです。石切によってできた垂直に切り立った崖から下をのぞき込む、スリル満点の展望台です。
3) 石窯ピザ
石のまち金谷の情報発信拠点でもある観光案内所「石の舎」で特産の石に親しみながら、手作りピザに挑戦してみてはいかがでしょうか。ここでは石窯を使ってピザやパンを焼いたりといった体験ができます。どんな風に焼き上がるのかも見られるのも石窯の楽しいところですね。
4) サンセットクルーズも魅力
東京湾フェリーの船上と金谷港は美しい夕日が見られる穴場的スポットです。東京湾をオレンジ色に染めながら対岸の地平線に沈む夕日が眺められます。「サンセット」の最適便に乗船して、フェリーのデッキから眺めるのも格別です。船上でのプロポーズはもちろんブリッジ銀座がおすすめする「ダイヤモンド&プロポーズプラン」で一生の思い出に残る素敵なプロポーズを♪
※イベントの開催状況や営業時間等が変更になっている場合があります。ご利用の際は事前にホームページでご確認のうえ、お出かけください。
《アクセス》
JR内房線浜金谷駅下車、富津館山道路金谷I.Cより約5分