アバロン・パール(Abalone pearl)
古代の真珠はあこや貝に限らず無核で超厚巻
アバロン真珠はアワビから採れる天然真珠の呼称で古代史に出て来る真珠は殆どがアワビであったとされている。アワビは食用にも人気が有る事からアバロンパールは昔からからよく知られている。しかし基本的にアワビが偶然吸い込んだ砂粒などを吐き出せない状況となり異物保護の為に真珠層で砂粒などを真珠層で巻き上げる事で生まれる天然真珠であり、出現確率は非常に低い、それでも食用に出来る代表的な貝から出現するアバロンは古代人の間でも人気の装身具素材であった。アワビはそれだけ真珠を作りやすい体質だとされています。アバロン紫綬は鮮やかな緑色や淡い緑色をであこや真珠とは見た目が完全に異なります。東大寺三月堂の不空覇索観音の宝冠に天平時代に採取されたとされる古代のアバロン真珠が使われています。