カディヤワディ(કડિયાવાડી)はインドのカースト名、ダイヤモンド研磨、特に小粒のメレサイズを研磨する仕事に従事する作業者の階級。ダイヤモンドはカラット当たりの販売価格となる為に、大粒のダイヤモンドを研磨する方が作業工賃も値上がりする。取り扱うダイヤモンド原石の価値も高くなることから当たり前なのだが、その為、インドでは低カーストのカディヤワディがメレダイヤモンドの研磨を担当する。
この風習は古くはベルギーやオランダでも同じであり、研磨工賃の安いエリアでより安価なダイヤモンドを研磨していた。フィリッペンス・ベルト氏の出身地である、デ・ケンペン(カンピーヌ)は小粒石専門の研磨エリア。ベルト氏も0.15~2ctが専門の職人。その為2CT以上のサイズは現在でも専門外となります。ニューヨークにとってのプエルトリコも同じような理由です。