大興善寺「契山」 佐賀
もみじが色づく紅葉の名所でもある縁結びの寺
基山町は古くから古代官道や長崎街道など主要道路が通っていて、国道3号線、JR鹿児島本線、九州自動車道が縦走するなど交通の要衝地として発展してきました。いまだに多くの史跡が残り、伝統芸能行事が守り続けられている歴史ある町です。つつじ寺として親しまれている大興善寺は、「別格本山」と称することが許された奈良時代より続く天台宗の古刹。本堂の後背にひろがる「大興善寺公園」の広大な敷地には、杉や檜の大木、日本庭園などの各種庭園、花見堂等があり、春は5万本のつつじ、秋は500本以上のもみじが色づく紅葉の名所として多くの人で賑わいます。「契山」は昔、五十猛命イソノタケルという神が基山の「たまたま石」に腰をおろして四方を眺めていた時、1人のきれいな娘の洗濯する姿が目にとまり、さっそく結婚することになり、山の頂で夫婦の契りを結びました。そこで人々は「契り山」というようになった事に由来します。近年、「契山」と「つつじ」に込められた「愛」に縁を求め大興善寺、公園山頂の「契り山観世音」像に縁結びを願う人が増えています。まさにプロポーズにぴったりの場所と言えますね。プロポーズはもちろんブリッジ銀座がおすすめする「ダイヤモンド&プロポーズプラン」で一生の思い出に残る素敵なプロポーズを♪
【おすすめコース】
1) 大興善寺で厳かに参拝
契山のふもとにある山寺、天台宗別格本山「大興善寺」は、717年に創建されたと言われています。まずは本堂へお参りをしましょう。屋根は檜皮葺で、契山との自然の融合が感じられます。本堂のすぐ横には国本殿があり、国指定重要文化財の仏像(木造)、「広目天」と「多聞天」が祀られています。一般公開は、春と秋に開催されるつつじ祭り・紅葉まつり期間中のみなのでお見逃しなく!境内には、樹齢600年とも言われる雄大なクスノキや、美しく手入れされた庫裡庭園など見どころたくさんです。ちなみに住職のブログはhttp://blog.tutujidera.ne.jp/
2) 花々を見ながら小道を歩く
本堂の背後にひろがる「大興善寺公園」。広大な敷地内には、「愛の喜び・初恋・情熱」が花言葉とされる「つつじ」が5万本連なり、春の満開の時期は目を見張るほど鮮やかな濃淡のあるピンク色に染まります。「人目一万本」見渡す限りのつつじはロマンティック。秋には500本以上のもみじや、スギやヒノキの大木が紅葉し、情緒あふれる空間に変身です。日本庭園など各種庭園、花見堂など一年を通して楽しめます。
3) 契山観音・子宝船
大興善寺公園内の契山観音にお参りしたら、縁結びのお守りを買いましょう。船の形のような天然石は「子宝船」と言われ安産祈願や、子授かり祈願に訪れる人が多いです。天然石の上から大木が生えている「石の上にも100年」、犬が寝ている様子に見える「寝そべる石」など散策してみましょう。
4) 日本国最古の山城を巡る
地名の由来となった基山には、665年に築かれた「基肄(きい)城」の史跡が見られます。百済高官の指導により築かれた日本最古の山城、山全体の地形をいかし、周囲4キロに渡って城壁をめぐらせた壮大な城跡です。山頂駐車場から基肄城史跡をぐるりと巡るコースは美しい眺望や森林の美味しい空気を楽しみながら水門跡や礎石群など史跡をハイキングできます。
5) 温泉でゆっくり体を癒して
「基山ラジウム温泉」は弘法大師お授けの薬湯と言われ、日帰り入浴ができる温泉ファンから隠れた名湯と好評価の昔ながらの温泉です。ぬる湯が特徴なので、熱いのが苦手な人も気兼ねなくゆっくり入れるのがうれしいポイントです。また、「筑紫野温泉アマンディ」は和風風呂に加えて、南国を思わせるバリ風温泉が特徴です。リゾート気分で楽しめる日帰り温泉で、岩盤浴やエステ、食事もできます。
※イベントの開催状況や営業時間等が変更になっている場合があります。ご利用の際は事前にホームページでご確認のうえ、お出かけください。
《アクセス》
鳥栖IC下車、国道34号線経由、国道3号線を基山方面へ