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ピンクダイヤモンドの色合いとサイズ別の素材

皆さんこんにちはBRIDGE銀座アントワープブリリアントギャラリーです。

今日はピンクダイヤモンドアレンジに使うメレーの素材についてです。ブライダルジュエリーで人気のピンクダイヤモンド、その愛らしい色合いはもちろんですが、長波紫外線に青色反応を示す【サムシングブルー】だったり、元々形の崩れた原石の中から出現する事等から宝石の姫と呼ばれたりします。そんなピンクダイヤモンドですが産地として有名なオーストラリアの”アーガイル鉱山”が操業を終えようとしています。最後にアーガイル鉱山のダイヤモンド部門の担当者と会った時には2028年まで鉱山は延命されると話していましたが、Webサイトや他のピンクダイヤモンドを販売するお店の情報では2020年に閉山など様々な情報が飛んでいるようです。

実際のところはアーガイル自身も決めかねているようです。当たり前ですよね、鉱脈はテクイノロジーが進んでいるとはいえ、実際掘ってみないとどの程度資源が採掘できるのか?が不確定なのです。しかもアーガイルはダイヤモンドを専門に掘って居る鉱山ではありません、主産物は鉄鉱石、鉄です。世界の建築業界の情勢や鉄の需要レベルに応じて鉱山をぞこっこうするか?それともここで閉山してしまうか?が決定されるものと負われます。いずれにせよアーガイル鉱山の動向には注意が必要ですね!なにしろピンクダイヤモンドは現在オーストラリア産以外では殆ど産出していないわけですから、、、もしかしたら【幻の宝石】となってしまうかもしれないのです。

うえ写真はピンクダイヤモンドのメレー素材をサイズ別にパッケージしたものです。色目はアーガイルの担当者レベルで7Pと5PP呼ばれる2種類の色調と濃さのメレーを常備しています。アーガイルでは当時GIA基準がカラーダイヤモンドの評価にマッチしていなかったという事も有って独自のダイヤモンドの色基準を設けています。Pはピンクの略で、PPはパープルピンクの略です。オーストラリア産ピンクダイヤモンドではパープル紫色をカンだピンク色の方が評価が高く、純色のピンクダイヤモンドよりもパープリッシュピンクの方が高評価だったりします。このほかブラウン色のカンだピンクダイヤモンドをブラウニッシュピンクBP、そこにイエローが混じって明るい色調のピンクダイヤモンドをシャンパンピンクCPと表現します。しかし何方も純色のピンクよりは価値が落ちて取引されています。

元々ピンクダイヤモンドはブラウンダイヤモンドの変種です。色原因は同じ格子欠陥の中に起こる光の吸収が原因で色がついて見えます。

実は一つのビニール袋にだいたい1ct位は入ってますので、、、、、こんな砂粒みたいな小さなダイヤモンドの集合ですが3000万円位の在庫という事になります。。。。弊社の様に70年以上歴史のある会社だと、何時の在庫かわからないけど金庫の中に飛んでもないお宝が寝ている事もシバシバ、このピンクダイヤモンドは正にお宝ですね!(しかもアーガイルと直接取引で輸入仕入していますので以外とリーズナブルにご案内できるんですよ!)ダイヤモンドの在庫量はそのままダイヤモンドジュエラーの実力のバロメータと言われます。豊富なダイヤモンドを持つ会社はそれだけ力の有る証拠なのです。

宝石はダイヤモンドに限らず、ブローカーとストッカーがいます。私たちは美しい宝石に目の無いストッカー宝石商なのです。事務所の金庫にはこの他にもいろいろなタイミングで手に入れた美しい宝石達がスタンバイしています。もしもお目当ての宝石がなかなか見つからないというお客様はぜひ一度お声がけください。私たちの利益度返しでストックしている美しい宝石をご案内させていただきます(笑)。

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