皆さんこんにちは!ブリッジ銀座アントワープブリリアントギャラリーです。
ダイヤモンドの美しさは研磨者の腕前と原石の良し悪しで決まる。の原石の良し悪しで決まります。この内、原石の良し悪しは鉱山会社の検査機を使て簡単に分類されます。へき開を使って正八面の美しく歪みの無い部分を持つ原石かどうか?は人間の目では判断できません、残念ながら、、、これはレーザースキャンニングの技術を使て行われます。1990年まではダイヤモンド原石を一つ一つ少し削って内部を覗き込む窓の様な部分を作って内部の内包物の位置や成長線の方向などを経験豊富なダイヤモンドカッターの目で判断してどのようにカットして分割するか?を決めていました。
しかし、1990年以降はダイヤモンドに対してレーザーを使った検査技術と加工技術が確立されて人間の目や経験で判断する良いも正確なデータを集積できるようになったことからレーザーで行うようになりました。
同時にダイヤモンドを切断するカットという作業も、グリーピング技術ではなく、レーザーで焼き切る方法の方が安全で失敗のリスクが格段に無いことからカットする作業もダイヤモンド業界にはなくなってしまったのです。
レーザー解析で良い原石を効率よく見合分けています
そうして得られた上質なダイヤモンド原石ですが、私たちアントワープブリリアントギャラリーではそれを仕上げる仕上職人”フィリッペンス・ベルト氏”に最終的に原石の選定をお願いしています。それはなぜか?
ベルト氏は独自の選定眼でダイヤモンドを選定しています。その選定こそダイヤモンドの最終的な美しさを左右する大きな要素を選定している作業なのです。
実際ダイヤモンドの中には物質として同じダイヤモンドを含んで25種類の不純物が内包する可能性が有ります。代表的な内包物は4種類です。この内クラリティグレードでカウントされない0.5ミクロン以下の内包物は、光の進行は邪魔しません、しかし、何らかの光の吸収や着色を伴って光(色)や見た目に影響を及ぼすのです。25種類の内包物の位置やサイズ、によってダイヤモンドの見た目は大きな影響を受けているのです。一口にD-VVS1だから美しいとならない大きな原因がこの事なのです。
ダイヤモンド業界にはこの医師は綺麗だとか、グレード高いけど今ひとつとか、そういうダイヤモンドが有る事は周知の事実です。そう思っていない業界人は居ないのではないかと思います。実際原産地では4Cでダイヤモンドを売り買いする人は少なく実際にダイヤモンドを見て確認して仕入れることが今も主流なのはその為なのです。紙の上だけでダイヤモンドを売り買いするお店ではしばしば、見かける美しく無いハイグレードダイヤモンドはいわば場ババ抜き見ないな感じで仕入れてしまった品物ではないかと個人的には考えています。
ブリッジ銀座アントワープブリリアントギャラリーはお持ちいただくすべてのダイヤモンドがお客様の記念の品物となり大切な思い出を閉じ込めるタイムカプセルになるんだという想いでダイヤモンドの選定を行っています。
BRIDGE銀座はダイヤモンドの希少性を現す4Cが記載されたダイヤモンドの鑑定書、ダイヤモンドのエキスパートであり鉱山企業でもあるデビアスグループによるダイヤモンド鑑定書を2019年に国内で初めて導入しました。
フィリッペンス・ベルト氏は原石の何を見ているのでしょうか?それは”彩度””明るさ”そして”色の温度”です。ベルト氏は4Cでも評価不可能で、原石の選定でも機械ではできない要素である”光”を決める要素を選定しています。
その結果、ブリッジ銀座アントワープブリリアントギャラリーで取り扱うダイヤモンドは同じ4C評価のダイヤモンドの中で特別美しいの理由なのです。彩度の高いダイヤモンドはキラキラと発散するような輝きを放っており、それは当然ですが原石の品質検査や4Cでは評価されません、同じ色でも明るさは大きなテーマです。残念ながら明るく見えるDカラーと暗く見えるDカラーが実際に存在します。4C評価ではダイヤモンドに色のつく原因因子の少なさで出現確率を決めていますので最高グレードに成ってしまうのですが、おなじDカラーでその美しさには大きな違いが出てきてしまうのです。
そして最後が色の温度です。暖色寒色は宝石の見た目に大きな影響を与えます。無色の暖色、と無色の寒色が実際に存在するというのは興味深いですよね!?しかしこれも明らかに暖かい感じのDカラーと寒い感じのDカラーが存在します。当たり前ですが色温度と明るさ、彩度が全く異なる同グレードのダイヤモンドは見た目が大きく異なってしまうのです。
フィリッペンス・ベルト氏の選定という最高のフィルターを通してブリッジ銀座アントワープブリリアントギャラリーで取り扱うダイヤモンドは完成します。ダイヤモンドの美しさは奥が深い様々な要素の複合で決まっているのですね!
宝石は「何を買うか?よりも誰から買うか?」が大切だと表現される要因なのです。