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BRIDGEで人気のリングの中には、いくつもアンティークのデザインのものがあります。
今日は、アンティーク調の代表的な技法、ミルグレインをご紹介したいと思います!
ミルグレイン(ミル打ち)は多くのアンティークジュエリー等に使われている貴金属細工技法です。Milgrain(Millgrain)と書きますがこれはフランス語でMil(千)のGrain(粒)という意味です。Milはミリメートルとかミリリットル(1000分の1)など実は身近な言葉なんですね、一方Millは粉砕する等の意味なので粉砕されたような小さい粒とも取れます。
ミリの様な小さい粒で「ミルグレイン」ということなんですね!千の小さな粒が連続する事から、「子宝や長寿」等を願う意味で結婚指輪にも多く用いられる人気の技法です。
ミルグレインは1900年頃開発され1925年のフランスのパリ万博で注目されたアール・デコ調の装飾様式で職人の間では「French-milgrain(フレンチミルグレイン)」と呼ばれています。そんなミル打ち等のアール・デコですが、そのルーツはキュビズムやバウハウス、アステカ文明、更には紀元前の日本や中国からもインスパイアを受けていると言われています。アメリカ、ドイツ、南米、アジア・・・世界中ですね。
そんなミルグレインが施されたBRIDGEのリングをいくつかご紹介したいと思います!
BRIDGEのミルグレイン(ミル打ち)デザイン
Rice Shower(千の彩)
BRIDGEのミル打ち(ミルグレイン)が美しいリング”Rice Shower 千の彩”
1,000粒の水滴が織り成す彩、虹の結婚指輪を祝福のライスシャワーにたとえてデザインしています。千の米粒がモチーフ、結婚式のセレモニーでもある祝福のライスシャワー、ライスシャワーは豊潤な恵みと子孫繁栄の象徴、これからの人生が豊かさと子宝に恵まれることを願ってデザインされています。
さらに、Rice Showerは鍛造技法でミルグレインを施していますので、長期使用によってミルが消えてきたりダレたりせず、長く安心してお使いいただけるリングです。
“D-Line Star Classic” Millgrain
AntwerpBrilliantの”D Line Star Classic”フラットな男性用リングの両縁にミルグレインを施しています。”千の彩”よりも小さいサイズのミルを施しますので遠くからだと粒粒はハッキリとは見えません、あまり可愛くなり過ぎたくない男性用としては丁度良いデザインです。このリングでは職人が”なるべく均一”で”等間隔”に小さな粒を刻んていきます。これはガイドラインが有ったとしても根気と技術が必要な作業、熟練職人の手作業で一粒一粒丁寧に行われています。
そして右は”D Line Star Classic”の婚約指輪、一つ一つのダイヤモンドが持つ美しさを統合する。ダイヤモンドと着ける人の 魅力を融合し、引き上る、Dラインのクラシックスタイル、ミルグレインのセンターダイヤモンドバージョン。エンゲージリングはミルグレインをあらかじめデザインして原型に落とし込んでいますのでハッキリとした粒状が見ていただけるのではないでしょうか。
Guru&Curu Trad
BRIDGEの”GURU&CURUぐるりとくるり”一方を丸型の繊細なフォルムに一方を角型のフォルムで引き合う個性を表現。お互いに足りない部分を補い合う夫婦生活をテーマに、デザインされています。
お互いに力を合わせる夫婦生活は、お互いの得意な分野でお互いを支え合って行く、これからのお二人の幸せを祈っています。ぐるりとくるりに使用したミググレインはBRIDGEでは最小サイズの小さなミルを施してあります。”千の彩”や”D Line Star Classic”とは異なるミル打ちの技法を採用していますので、金属表面にまた違った表情を生み出します。
Fire ceremony (夜空の花火)
BRIDEGのFire ceremony 夜空の花火、日本最古の国宝『縄文雪焔』をモチーフにしています。この土器が造られたのは約4500年前、主に祭事に用いられ篝火を燃やして古代の儀式において明りに用いたとされる土器。燃え上がる炎がモチーフの火焔土器を結婚を決意した男性の情熱にかけています。
アーム部分は縄文をイメージしてアンティーク技法ミルグレインを使用してるのですが、まさにこの火炎土器などが20世紀初頭パリ万博でのアール・デコに大きなインスパイアを与えたのかもしれません。ミルグレイン(ミル打ち)は結婚指輪に古の歴史と最新技術を融合するデザインなのです。
Crown&Tiara(ティアラな橋)
BRIDGEで最も大きなミルグレイン(ミル打ち)を施してあるCrown&Tiaraクラウン&ティアラ、色々なミルが有って楽しいですね!大粒のミルグレインがデザインに力強さを与え可愛い外観の中に”不落の橋”の威厳を少しプラスしてくれます。
本日ご紹介したリングの他にも、様々なデザインのミルグレイン加工のリングがあります。
様々な技法、様々なサイズで施されるミルグレイン(ミル打ち)
ミルグレインはミルを打つタガネ(鏨)やミルホイールという彫刻職人専用の工具を使います。
工具種類と鏨サイズで大きな粒から細かな粒まで様々な方法で様々なサイスのミルグレインを施す事が出来るのですが、中には厳密には粒ではなく”小さな尖り”だったり粒を残しているというよりも”ギザ10”のようなギザギザ模様を付けているデザインもあります。
よく見てみると”千の粒”なのか”千の山”なのかはたまた”千の谷”なのか色々なミルグレインが有りますのでお好みのミルを探すのも楽しいと思います。
ぜひ、店頭で実物をご覧になりにいらしてくださいね!