こんにちは、BRIDGE銀座AntwerpBrilliantGalleryでございます。私たちBRIDGEは、公式ホームページ、Instagram、Facebook、Googlemap、Twitterなどを通じて婚約指輪(エンゲージリング)、プロポーズリング、結婚指輪(マリッジリング)をお求めの際に役に立つ情報をお届けしております。ダイヤモンドについての知識系情報、婚約指輪(エンゲージリング)、結婚指輪(マリッジリング)のデザイン紹介、新作紹介、フェア情報などがメインです。
さて、今回は「ダイヤモンドのカット」についてです。4Cのカットではなく、ダイヤモンドそのもののカットの種類も色々あるので、「ラウンドブリリアントカット」の他に数多くの種類があるのをご紹介したいと思います。ダイヤモンドの原石は色々な形をしているため、できるだけダイヤモンドの大きさを損なわずかつ効率よくカットする必要があるのです。今回はその中の代表的なものをいくつかをご紹介したいと思います。
【ラウンドブリリアントカット】
これは、きっとどなたでも知っていますね!
正面から見て丸型に仕上げられたカット。このカットは美しさや輝きを最大限に引き出す形と呼ばれ、最も人気があります。一般的な婚約指輪の形状がこの形です。恐らくほとんどの方が思い描くダイヤモンドはこの形ですよね! 中央部分を丸くカットし、中央から放射状に58面体もの細かいカット(研磨)が施され、光を内側から反射させて輝きを強めています。
ダイヤモンドのグレーディングレポートにはラウンドブリリアントカットのみが総合評価としてグレード記載されます。
【ハートシェイプカット】
宝石をハート型に研磨する人気の高いカット。縦横の比率が1対1であればより美しいハートになり、横が広いと太ったハートに、横が細いと痩せたハートになります。ハートの頭部分の凹みをつくるため、ラウンドブリリアントカットでもOKな石を研磨するので、カットした部分はすてることになるためとても贅沢なカットでもあります。アメリカやヨーロッパで人気があるそうです。
【オーバル(小判型)カット】
宝石を楕円形にカットするため小判型とも言われます。ダイヤモンドはほとんどがブリリアントカットに仕上げられ、縦横の比率が1対1.5前後のものがもっとも美しいと言われています。比率によって印象もかなり変わります。ルビーやサファイヤなど色の付いた石のカットに用いられることが多いです。
【マーキース(ボート型)カット】
宝石を楕円形オーバルカットの先端をとがらせた形でボート型、あるいは船の形とも言われます。他のカット方法に比べるとカラット数の割に大きく魅せることが出来ます。オーバルカット同様、縦横の比率で印象が大きく変わります。また、比較的にシャープな印象のダイヤモンドのため、横に広がりすぎると太って見えてしまうことがあります。
(↑一番上のリング、両端のダイヤモンドが「マーキースカット」になります)
【エメラルドカット】
長方形で四隅を切り落とした八角形のカット。エメラルドのカットとして良く用いられるためこの名前がついていますが、他の宝石でも用いられます。原石の形に合わせてカットされる場合が多いため縦横の比率は一定ではありません。カット面が少なく内包物が肉眼でも見えるのが特徴です。そのため、このカットを用いるダイヤモンドは透明度が高い綺麗なものが多く澄んだ美しさが引きたちます。
【プリンセス(四角カット)】
宝石を四角くカットした形。90度のカットコーナーを持つブリリアントカットでステップカットの要素を残したハイブリットカットをプリンセスカットと呼びます。上部から見ると正方形になっており、下部はブリリアントカットを施してあります。テーブル面が広いのが特徴となります。このカットは1970年代に開発された比較的新しいものです。厚みのある正方形で、ラウンドブリリアントカットよりも大粒に仕上げることが出来る魅力的なカットなのですが、エッジが掛けやすいのも特徴となります。名前の通り気品のあるカットなので、婚約指輪としても大変人気があります。世界でいうと現在では婚約指輪の30%が「プリンセスカット」を選んでいるんですよ!
そして、一部では評価されたもののプリンセスカットは世界的には3C評価のままで、なかなか4C評価には移行していない現実が在ります。
が!2019年、デビアスグループの鑑定鑑別機関IIDGRもプリンセスカットのグレード評価を開始します。これによって世界的には初めてグローバススタンダードのカットグレードがプリンセスカットに導入される事になり、最適な輝きを放つプリンセスカットが誕生するのです。
そんな中、今回光学理論上完全な形にプリンセスカットを仕上げる研磨チームのリーダーにフィリッペンス・ベルト氏が指名されました。プリンセスカットは誕生から40年の時を経て遂に最高の輝きを発揮することになったのです。プリンセスカットはステップカットとブリリアントカットの融合したハイブリットカットです。その双方の難しい項目をクリアしてダイヤモンドを磨き上げることのできるスキルを持つ職人、、、
指名されたのがBRIDGE銀座アントワープブリリアントギャラリーの専属研磨師”フィリッペンス・ベルト氏”だったのです。そして、究極的な技術を持つベルト氏の手作業で世界で初めて最高グレードのプリンセスカットが誕生しました。
BRIDGE銀座アントワープブリリアントギャラリーではそれ迄基準の無かったプリンセスカットにおけるカットグレードで最強評価のエクセレントを獲得したダイヤモンドを取り扱っています。
ぜひ、その洗練された美しさをBRIDGEの店頭に身にいらしてくださいね!
さて、今日は代表的なカットについてご紹介させて頂きました。
まだまだ、奥が深いダイヤモンドについて今後もご紹介していきたいと思いますので、お楽しみに♪^^