付け石　マスターストーンとも

宝石全般を仕入れる際に品質の基準となる宝石。付け石と色合いや透明度輝きなどを比較して仕入れる為に用いる。一般的にルビーなどの紫外線に反応する宝石は日本国内での見た目と紫外線量の多い原産地での”見た目”が受ける紫外線量によって異なる場合があり、原産地で綺麗だと思って帰国したら、日本国内では紫外線反応が弱くそれ程美しくない見た目になる事が在ります。

また人のカラーメモリーは非常にあいまいなため、基準となる色を発揮する宝石を携帯する事はバイヤーにとっていつでも目指す色の宝石を判断する事が出来る為非常に需要です。

有名な話でコカ・コーラ社は世界各国でのコカ・コーラのトレードマークである赤い色合いを実際に現地での見た目を合わせるために調整していると云話は有名です。

マスターストーンは宝石バイヤーにとってとても重要な商売道具の一つなのです。