プレーンカット(Plain Cut)
プレーンカット(Plain Cut)はファセットの無いカボションの様な単調なカットの事をプレーンカットと呼ぶ。加工技術がなかった古代の宝石には多く採用されていた。現代では翡翠やサンゴ、オパールなどの表面光沢や光の効果を楽しむ宝石の他にもムーンスストーン、ラブラドライト等の半貴石、一部のシャトヤンシー効果やアステリズム効果の宝石(トルマリン、ガーネット、サファイヤやルビー等)に施される。
ダイヤモンドでは14世紀以前にプレーンカットに近い単調なカットでガラス風防の代わりに用いたリングが流行した。