赤味(あかみ)
美しい真珠層の色は赤と緑
赤味(あかみ)高品質のアコヤ真珠に現れる特有の色調を真珠業界では「あかみ」と呼びます。高品質である真珠には必ずこの色合いが伴います。赤味(あかみ)は真珠だけが持つ光の干渉現象によって生まれます。また真珠の処理、調色によって足される色は赤です。これは赤味を人工的に足して高品質に見せる為の物です。しかし実際に着色等の人為的な処理で赤味を生み出すことは不可能で、専門家や真珠の意を合いについて少し知識のある方なら簡単に看破されます。
光の干渉で生まれる真珠の美しさ
上質なあこや真珠、花珠や越珠ではピンクからレッド系統の色合いが真珠の中央部周辺にふわっと浮き出したように出現します。これはもともと真珠の持つ素養の様な要素で真珠の個体それぞれに異なっています。1つ1つ美しさの異なる理由は真珠があこや貝(生物)か作り出すもので、育成される周辺海の状態や養殖状態の良し悪しによって変化するの為です。ブリッジ銀座では真珠科学研究所発行の鑑別書で花珠(はなだま)や真珠層の厚みなどの品質判定を行っております。