ペリドットが内包物として確認できるダイヤモンド
オリビンインダイヤモンド(Olivine in Diamond)ダイヤモンドの内部に指標鉱物の1つであるオリビンが内包されるダイヤモンド。オリビンのグリーンは8月の誕生石ペリドット。オリビンは斜方晶系の結晶なので結晶形がハッキリ見える場合は目視判断でオリビンと確認できる。しかし微小な結晶の場合にオリビンあるかどうかを看破する際は専門の光学検査を必要とする。またダイヤモンドの成長段階で折り込まれると考えられており、オリビンはダイヤモンドの結晶目に対して平行に積もるように入れるしていることが多い。目視判断で確認する場合はそれを踏まえて見ると良い。
コレクターストーンとして人気のオリビン イン ダイヤモンドは特に目視できる美しい緑色のペリドットが内包していると価値が高まります。目視できる内包物が内包する場合はクラリティグレードは低評価となりますが、オリビンインダイヤモンドの場合は内包するオリビン(ペリドット)のサイズと色、位置によって価値が変化します。デビアスやCGLなどのダイヤモンドのグレーディングレポートを発行する国際的間機関ではプロットと言う手書きサインでダイヤモンドのどの場所に内包物が有るのか?を記載しています。