燃えるような赤色が美しいカーバングル宝石
カーバンクル(Carbuncle)はラテン語で”燃える石”と言う意味。ルビーやスピネル等赤い宝石は基本的にカーバングルと呼ばれていた。アルマンダイト、ロードライト、パイロープ等赤いガーネットが多かったが中でもクロムパイロープガーネット(Chromium Pyrope Garnet)はアリゾナのルビーと呼ばれるほどの美しい赤色も産出する。またアルマンダイトガーネットは赤い宝石と言うイメージだが実際はオレンジ掛かって赤とは言えず基本的にカーバンクルの代表はやはりルビーやスピネルと言うことに成る。
宝石の鑑定鑑別を行うCGLやGIA等の鑑定機関ではルビーやガーネットなどのカーバングル宝石を鑑別してもレポートにカーバングルと記載する事はありません。