トレサビリティを確立している金鉱山
現在ジュエリーに使われる貴金属素材の調達方法において、より倫理的でエシカルなジュエリーの製造方法を求める人々は、2つの考え方が有ります。1つは倫理的な方法で入手したとされるリサイクルゴールド等のリサイクル素材を使用する方法と。単一の金鉱山から責任ある採掘方法で採掘された貴金属素材のみを使う方法です。後者はSMO（シングルマインオリジン）と呼ばれますが、国際間の金属素材の輸出入の問題や関税や税金の問題など、解決しなければいけない問題が山積しています。
ヤンフォリラ金鉱山はイギリスの地下資源採掘企業ハミングバードによって運営される西アフリカのマリにある金鉱山。ハミングバード社は、ワールド ゴールド カウンシル (WGC) の責任ある金採掘の原則を順守するとともに、「私たちが事業を行っている地域社会に住む人々のために、永続的な前向きな遺産を築くことに尽力しています」とWebサイトにスローガンを記載しています。
マリに住み暮らす人々の為に下水や水道などの生活インフラシステムへの資金提供や農村地域で教育を提供するための教師への資金提供、医療組織のクリティカル ケア インターナショナルと協力して医師を地域に派遣すること等、石鹸製造工場や農場などの地域の代替産業への資金提供も行っている国際的なリーディングカンパニーです。
