釜石大観音 岩手
観音様内部の展望台からは、四季折々の釜石港を一望することができる
太平洋を見つめて佇む美しい姿の釜石大観音は、釜石のシンボル的存在で、昭和45年に石応禅寺により鎌崎半島に建立されました。高さは48.5mあり、魚を手にした日本一の魚籃観音です。観音様内部の展望台からは、四季折々の釜石港を一望することができます。大観音へ上がっていくエレベーターの入り口には、幸運を呼ぶ「奇跡の石」があります。これは東日本大震災の大津波に耐えた石で、石の中には古来より不思議な力があるといわれるパワーストーンの水晶が埋め込まれています。釜石といえば「海のまち」として発展してきましたが、花の百名山のひとつでもある五葉山や日本最大級の風車が立ち並ぶ和山高原など、海と山に囲まれた風光明媚な地域です。また、「鉄のまち」としても知られ、橋野鉄鋼山は世界文化遺産にも登録されています。2011年の3月に発生した東日本大震災により甚大な被害を受けたが、市民一丸となって1日も早い復興を目指しています。
【おすすめコース】
1) 山門から仏舎利塔へ
仁王様が左右に鎮座する山門から中へ入ってみましょう。白亜の美しい建物は、インド・スリランカ様式で造られた、お釈迦様のご遺骨を祀る仏舎利塔です。塔の横には金運の神を祀る「金蛇水」があります。カップルで金運アップを祈願してみてはいかがでしょうか。
2) 第一展望台
参道を上っていくと釜石大観音のお姿が次第に大きくなっていきます。下から見上げても美しい観音様。海抜85mの第一展望台からの景色は、釜石の海がすぐそばに見えて、思わず深呼吸しちゃいます。観音様の胎内を上がったところに魚籃展望台があるので、そちらの景色も期待大です!
3) 大観音の胎内 拝殿
観音様の内部は13階に分かれ、1階から3階には拝殿や、鎌倉時代の鉈彫り様式で掘られた三十三観音が安置されています。それぞれの観音様の前にはベンチが置かれているので、じっくりと向き合ってみてはいかがですか。ご祈祷もできるから(要予約)、心願成就や良縁成就、家内安全や安産祈願をカップルでご祈祷してもらうのもおすすめです。
4) 大観音の胎内へ
4階から10階は、恵比寿様や布袋様など七福神が安置され、七福神胎内めぐりをしながら202段のらせん階段を上るようになっています。七福神のお力により7つの災いが消え、7つの福が授かるといわれています。202段の階段を手を取り合って上っていきましょう。
5) 展望台から太平洋を望む
11〜12階は魚籃展望台になっています。海抜120mの高さから望む三陸海岸の景色が広がり、右に尾崎半島、左に馬田岬が見渡せ、太平洋のパノラマを楽しむことができます。ここは初日の出スポットとしても人気があるので、来年の初日の出は、二人で釜石大観音に戻って来ようと誓ってみるのもいいかも知れません。初日の出の中をプロポーズなんて最高かもしれませんね!プロポーズはもちろんブリッジ銀座がおすすめする「ダイヤモンド&プロポーズプラン」で一生の思い出に残る素敵なプロポーズを♪
※イベントの開催状況や営業時間等が変更になっている場合があります。ご利用の際は事前にホームページでご確認のうえ、お出かけください。
《アクセス》
車:浦和ICから宮守ICまで、約6時間30分、宮守ICから釜石まで、約1時間10分
東北新幹線:東京駅から新花巻駅まで、約2時間30分
JR:新花巻駅から釜石駅まで、約1時間30分
高速バス:東京から約9時間