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ウエディングバンド

マリッジリングは日本だけの和製英語

ウエディングバンド(Wedding Band)は結婚指輪の事。結婚指輪文化発祥のヨーロッパでは”マリッジリング”という言葉は無く、結婚指輪はウエディングバンドリング、婚約指輪はエンゲージメントリングと呼ぶ。
結婚式に指輪を贈りあう文化は古くは古代ローマ時代まで遡ります。しかしこの時代は男性から女性へリングを贈り、しかもそれは円環契約の意味での贈り物で女性を持ち物とした当時の風習で生まれた考え方だったそうです。つまりリングをしている女性は人の物ですよ、という意味だったようです。貞操観念っていつの時代も大事です。
それから9世紀ころにはローマ教皇ニコラウス1世によって指輪が結婚の証拠として用いられています。ただしこの頃は一部の貴族や相当のお金持ちなど家柄のしっかりした一部の貴族階級の人たちの間で行われているだけでした。
その後13世紀頃に 花婿は花嫁に金の指輪を、花嫁は花婿に鉄の指輪を交換し結婚の証しとする文化が始まったと考えられています。ヨーロッパでは結婚指輪をお互いの分身として身に着ける文化が在り、ひと時も離れずお互いがお互いを身に着け合うという意味もあります。

ウエディング:結婚 バンド:絆 分解して考えると”結婚の絆”というウエディングバンドの意味がよくわかりますね、バンドリングと呼んだりもします。

絆を意味するマリッジリング(Weddingband)途切れる事無く続くロープは幾重にも重なってより強くしなやかにブリッジ銀座

因みに日本には明治維新後に広がります。江戸時代の鎖国政策ではヨーロッパの文化である結婚指輪は無くて当たりまえです。大正時代には結婚指輪の文化は定着し一般的なことになりました。ちなみにマリッジリングは結婚指輪を英訳した和製英語で海外でマリッジリングと言っても通用しません!
※マリッジリングは結婚指輪の和製英語(日本独自の造語)

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