ナート(Nart)
ナート(Nart)
ダイヤモンド原石にみられる特徴的な部分名称。主にダイヤモンドの原石がツインズ結晶の場合に結晶の接合面にナート(Naat)という黒い線のようなものが見える。ナートが見えるツインズは単体のように見えて実は接合部分でダイヤモンドの成長線は逆向きに変化します。結晶形が反転する事で加工可能な方向も変化してしまいます。へき開が途中から異なる一つに見える二つ以上の結晶の集合がツインズなのです。その為ナートを90℃に研磨することは非常に難しく研磨面が美しく仕上がらない可能性が高いので最終的には美しさに影響を及ぼします。またナートは通常ブラックインクリュージョンなのでアントワープブリリアントではそうした原石は取り扱いません。