ケープ
産地にちなんで付けられたアフリカ産ダイヤモンドの愛称
ケープ(Cape)はダイヤモンド業界用語。ダイヤモンドのカラーグレードでライトイエロー程度の品質が多く産出したことで付いた名前。南アフリカ産ダイヤモンドの多くが黄色系だったため南アフリカ産のダイヤモンドを指して呼んだ俗称。通常ファンシーカラーまで届かない淡い色目の黄色系をケープと呼びます。またケープの内プレミア鉱山産出の強い青色蛍光をもったダイヤモンドをプレミアと呼んで区別した。プレミアは黄色系のボディーカラーで青色蛍光なので4Cグレードでは色が見た目よりもよく評価される場合があった。
※強い蛍光性は見た目の美しさに影響を及ぼすためアントワープブリリアントのダイヤモンドでは取り扱いません
現在ダイヤモンドの産地による価格の差はありません、ダイヤモンド原石は産地毎に評価され基準価格が存在していますが、研磨済みダイヤモンドの価格はニューヨークのラパポートレポートが発行する基準価格を基に取引されています。