二十四面(ダイヤモンド原石)
ダイヤモンドは等軸状結晶でそれぞれ複合する原石形を持つ
24面 等軸状に結晶するダイヤモンドの中で24面の面数で形成されているダイヤモンドの事。
24面のデブスワナサイト産のダイヤモンドの結晶。ダイヤモンドは6.8.12面を基本としつつその複合した形など様々な結晶が存在する。様々な形があるが最も固いのは8面結晶オクタヘドロン。ボツワナで最も多く産出するのは6面結晶キューブ。
その昔ダイヤモンド原石に結晶形が有る事は判っていませんでした。産出するダイヤモンドの鉱山は全て二次鉱床だった為にダイヤモンドのエッジは自然に磨かれ削れて丸みを帯びた原石だけだったのです。ダイヤモンドには加工可能な方向【劈開(へきかい)】が有りますが、この劈開は結晶形 に沿って存在するために、6面8面12面とそれ以外の結晶でもそれぞれ異なる劈開方向を持つ事になります。