BRIDGE ANTWERP > 用語集 > た行 > ダイヤトリーム火山(maar-diatreme volcano)

ダイヤトリーム火山(maar-diatreme volcano)

ダイヤトリーム火山(maar-diatreme volcano)

ダイヤトリームは、ガス爆発によって形成された火道です。マグマが地殻の割れ目から上昇し、地表から浅い地点で地下水と接触すると、加熱された水蒸気と火山ガスが急速に膨張して一連の爆発を引き起こす可能性があるのですが、この爆発をダイヤストリームと呼びます。地球上には未発見のマールダイヤトリーム火山の鎮静化した痕が残されていると考えられています。代表的なダイヤトリームの例には、カナダのブリティッシュコロンビア州にあるブラックフットダイアトリームとクロスダイアトリーム、アメリカのクレーターダイヤモンド鉱山が挙げられます。

ダイヤトリームは、比較的浅い火口(マールとして知られている)と岩で満たされた割れ目(実際のダイアトリーム)が地球の地殻に残されています。ダイアトリームは地球の表面を突破し、急な逆円錐形を生成します。火山活動に関連しているかどうかに関係なく、爆発力または静水力によって地球の表面を突破し形成された砕石の凹面に、急な逆円錐形を生成し地下水脈で満たされているのが一般的です。

マールのサイズは、幅60〜8,000 m、深さ10〜200 mの範囲で形成されています。ほとんどのマールは一般的に地下水で満たされ、自然の湖として見える場合が殆どです。ほとんどのマールは、火山岩の緩い破片とダイアトリームの壁から引き裂かれた岩の混合物で構成されており、その成分で出来た低い縁を持っています。

BRIDGE ANTWERP BRILLIANT GALLERY

〒104-0061
東京都中央区銀座2丁目6-15
第1吉田ビル1F (アクセス)

営業時間 11:00~19:30 通常木曜定休(営業カレンダー