コラール鉱山(Kollur Mine)は、16世紀にインド南西部を支配していたゴルコンダスルタン国のクリシュナ川の南岸にある漂砂鉱床で砂利と粘土からなる大量の川底堆積物の中から発見されたダイヤモンドの二次鉱床です。現在のインドでの住所はアンドラプラデーシュ州のグントゥール地区です。コーラル鉱山には複数の鉱区が有り、コーラルとは別のゴルコンダ鉱山としての方が知られている伝説のダイヤモンド鉱山です。鉱山内部において国内向け小粒ダイヤモンドの需要はコーラル鉱山で10カラット以上の大粒の場合はゴルゴンダ産として取り扱われた経緯があります。
コーラル鉱山は16世紀から18世紀にかけて操業しておりインドを支配していたゴルコンダスルタン王はこの鉱山から産出するダイヤモンドを販売する場合に10%を税として徴収していました。ブルーホープが産出した際にタヴェルニエが買い付けたの鉱山もこのコーラルであったとされている。
コーラル鉱山(ゴルゴンダ)産出と考えられているダイヤモンド一覧
- コ・イ・ヌール
- グレート・ムガル
- ヴィッテルスバッハ・グラフ
- リージェント
- ダルヤーイ・ヌール
- オルロフ
- ニザーム
- ドレスデングリーン
- ナサックダイヤモンド