燐光(りんこう、phosphorescence)
本来燐光は腐敗した生物などから生じた黄リン(白リン)が空気中で酸化する際の青白い光を指していました。人魂などは燐光が原因だと言われています。現在では物質が光を発する現象の事として使います。ダイヤモンド等の宝石類は光をあてるとその光を反射して発光します。その内、光を取り去る. と直ちに消滅するものを蛍光と呼び、発光がそのまま持続するものを燐光と呼びます。燐光とはある物質に光を与えるた時に、その光の補給を停止してもしばらく残光が見られる現象の事を指すのです。
有名なホープダイヤモンドは紫外線を照射すると赤い燐光を放ちます。