結婚指輪(マリッジリング)
結婚指輪は古代ローマ時代から続く文化
結婚式の時に新郎新婦がお互いに交換し合うリング。ペアのデザインであることが多い。
婚約指輪(マリッジリング)を贈る慣習が古代ローマ時代5世紀ころには既に行われていた文化であったのに対し、結婚の際に指輪を交換するという慣習が生まれたのはもっと時代を経てから11世紀ころと考えられています。 このように結婚指輪の起源は定かではなく、11世紀ころから左手の薬指に指輪を着けるようになり世界中に広まったと言われています。結婚の際に男女でお互いに指輪を交換する慣習は、キリスト教の式典内に結婚が盛り込まれ宗教上の教義として結婚に関与するようになってから生まれたものとされています 。日本では江戸時代が終わり明治維新以降で輸入された文化で結婚に対しての考え方が受け入れられると共に一般に浸透した文化なのです。
ダイヤモンドや結婚指輪などの宝石を身に着けたのは呪術医学説による
古代エジプトの呪術医学書によると当時左手の薬指の血管は心臓につながっていると考えられていて、この指に愛する人とお揃いのリングを着けると心に愛情が伝えらると言い伝えられていた事も結婚指輪の逸話として有名です。呪術医学説は宝石を何故人類は身に着けるようになったのか?を紐解く重要な説の1つです。
⇒結婚指輪の由来