エクストラ ファセット(Extra Facet)
エクストラファセット(Extra Facet)エクストラファセットととも、はブレミッシュの一種でダイヤモンドの外観特徴の内人為的についてしまった欠点部分を指す業界用語
ダイヤモンドのカット研磨においてラウンドブリリアントカットなら通常58面と決まっているところ59面目や60面目を磨きこんでファセットを作る事。エキストラ ファセットは通常歩留まりの低下を伴う、そのため研磨することでクラリティ―の大幅な向上がある場合や研磨痕が残ってしまった場合など、歩留まりよりも品質が大幅に改善する場合のみ作る事が有ります。またソーヤブル原石でエキストラファセットが必要なケースは稀です。
上図の10時位置には通常の58面体では描かれないファセットラインが描かれています。これがエクストラファセットです。ダイヤモンドの評価委基準4Cと表記するCGL等のダイヤモンドのグレーディングレポートではコメント欄にエクセレントファセットと記載されマイナス評価となる。
メイカブル原石やニアジェム原石から高品質として出現する化け石に多く見られるのですが、アントワープブリリアントではそうしたダイヤモンドを婚約指輪やブライダルの商材として不向きと考えていますので取扱いません。