クリスタル(ダイヤモンドの内包物)
クリスタル(Crystal)はダイヤモンドの内包物インクリュージョンの名前、ダイヤモンド内部に無色透明な結晶から色付き不透明の結晶まで様々な別の鉱物結晶がある状態のことを言います。中にはダイヤモンド内部ガーネットや別の宝石類が美しさを発揮できる状態で内包されている特別珍しい物も有ります。
ブリッジ銀座アントワープブリリアントで採用するデビアス鑑定やIIDGR鑑定ではクリスタルのサイズを6の等級に分類してクラリティグレードの判断に活かしています。目視できないような小さなクリスタルはVS1以上の条件となります。目視可能な中くらいのサイズのクリスタルはVS2グレード、大きなサイズのクリスタルはSI1、肉眼で容易に発見でき、コントラストの高い内部結晶クリスタルはI1グレードに分類されます。パビリオン部分で目立つクリスタルがある場合はI1以下のグレードに判定されます。
ダイヤモンドには大きく4種類の内包物が結晶として取り込まれています。その全ては4Cグレードのクラリティにおいてクリスタルとして表記されます。
ブリッジ銀座アントワープブリリアントギャラリーでチョイスするダイヤモンドは原石品質の高く内包するクリスタルもほとんどの場合がダイヤモンドのクリスタルです。同一物質のためレリーフも同一となりコントラストのはっきりした内包物は排除されます。
⇒ダイヤモンドの内包物についてもっと詳しく