クラウド(Cloud)
ダイヤモンド内部に広がる小宇宙
クラウド(Cloud)はダイヤモンドの内包物の名前、ごく微小の白色のインクルージョンが多数集合して雲状にみえる内包物の事をクラウドと呼びます。顕微鏡でも小さすぎて良く判らないよな小さなCrystal(クリスタル)の集合をさします。一つ一つは確認困難なレベルの小さな内包物の集合ですので、非常に微細ですが集合して大きな濁りの様に見える場合が在ります。外観を損ねるクラウドインクリュージョンが入っているダイヤモンドは避ける方が良いです。ブリッジ銀座では外観に大きな影響のあるクラウド内包のダイヤモンドは選びませんのでご安心ください。
クラウドは、非常に微細な包含物で構成されるかすんだまたは乳白色に見える部分です。ピンポイントなどの小さな包含物の密接に配置されたグループ、ニードル(needle)またはノット等の小さな結晶の集合体。クラウドインクリュージョンは、一か所にまとまって分布するパターンと分散してダイヤモンドの大きな領域を占める場合もあります。
GIA基準ではダイヤモンド内部の内包物のサイズと位置で透明度グレードを決定しており、0.5ミクロン以下の微細な内包物はカウントしません。クラウドはそうした微細な内包物の集合であると考えられています。
⇒ダイヤモンドの内包物についてもっと詳しく