ダイヤモンドは様々な加工段階でグレードをチェック

グレーダー（Grader）は宝石業界の業界用語。宝石の中でグレードが存在する宝石はダイヤモンドだけなので一般的にダイヤモンドをグレード（等級）を見極める人を指す言葉。ダイヤモンド業界におけるグレーダーはダイヤモンドのグレードを見極める人。通常GIA方式の４Cでダイヤモンドを見極めていきます。実際のグレーダーの現場ではGIA.G.Gの資格よりも実際の目利きが重要で叩き上げで毎日毎日ダイヤモンドを見て選定眼を磨いている人も多い。

グレーダーは研磨済みダイヤモンドのグレードを検査する場合が多く、ダイヤモンドが原石の状態ではどの様なグレードのダイヤモンドかを評価できない。サイトホルダーには多くのグレーダーが在籍移籍しており、商品であるダイヤモンドのパーセル作製をしている。目利きのバイヤーとグレーダーに作ったパーセルの中から”抜き”で美しいダイヤモンドだけをセレクトするか？それともパーセル全部をか買うか？を選択しなければならない。

ブリッジ銀座アントワープブリリアントギャラリーでは超高品質ダイヤモンド原石をフィリッペンス・ベルト氏の審美眼で選定、研磨して究極的に仕上げられたダイヤモンドだけの取り扱いですので、その他の石の混ざる可能性のあるパーセルから”抜き”などで美しいダイヤモンドをチョイスしているわけではありません。写真は自分の研磨したダイヤモンドのグレードを簡易鑑定するベルト氏