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ブルーホープ(Blue Hope Diamond)

持ち主が次々謎の死を遂げる呪いの宝石

ブルーダイヤモンドは永遠の絆のプロポーズリング
Blue Hope ブルーホープ (ホープダイヤモンド Hope Diamond)は世界的にも最も有名なダイヤモンドの一つ。呪いのダイヤモンドなどとも呼ばれることがあるが、実際は呪いのダイヤモンドなどと言う事はない。現在アメリカのスミソニアン博物館内にある国立自然史博物館に展示保管されている。GIAによる検査では重量はなんと45.50カラット!しかもカラーはブルー(ファンシー・ダーク・グレイッシュ・ブルー)。クラリティグレードはVS1。紫外線を当てると、1分以上に渡って赤い燐光を発する特別な反応を示す。アンティーククッションカット。

通常ダイヤモンドに紫外線を当てると青色の蛍光反応を示しますが(ダイヤモンド全体の内66%は何らかの紫外線反応を示す。)赤くしかも1分以上も光り続けるというのは極めて珍しい、青いボディーカラーで赤い反応はとても面白い。現在のところなぜ赤い反応色なのか?その原因は解明されていない。青い色の原因は、不純物として含まれるホウ素が原因であることが解析の結果判明したが、ダイヤモンドが生成する地下200キロにはホウ素がほとんど存在していないため、タイプ2bのダイヤモンド自体がどうやって自然界で誕生したのか?を含め謎が多い。
※2022年GIAのエヴァン・スミス博士らの研究チームは地底2500キロ以上の地球深部で結晶するダイヤモンド内部から水素やホウ素など海底で発見されるような海の要素が発見されたと報告しており、ブルーホープなどの歴史的巨石がスーパーディープダイヤモンドの系譜である事が解明された。

ホープダイヤモンドの伝説

ダイヤモンド原石を直接輸入しているブリッジ銀座
ブルーホープでは「呪いの伝説」が有名です。所有者が次々と悲運の死を遂げる事で呪わてれいると言われていました。原因となったのはヒンズー教の寺院で女神像の目の1つとして嵌められていたブルーホープを冒険家のタヴェルニエが盗んで持ち帰った事から始まっているようです。盗まれたことに激怒したヒンズー教の僧侶がダイヤモンドの持ち主に強い呪いをかけた事が原因とされている。インドから持ち去られたブルーホープは1668年にフランスのルイ14世が買い上げ自身の宝石にします。

ブルーホープはもともとフレンチ・ブルーというもっと大きなダイヤモンドであったがフランス革命の時に何者かに持ち出され、小さくリカットされたのではないかと言われている。

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