ダークセンター
カットグレードだけではダイヤモンドの美しさは測れない
ダークセンター(Dark Center)はダイヤモンドの中心部分が暗いもしくは黒く見える現象の事を指す業界用語。パビリオンの比率が45%以上に深いか、43%以下に浅い場合の両方で起こることが多い。ダイヤモンドの研磨機などで自動でダイヤモンドを研磨する工場ではエクセレントカットの範囲内で歩留まり良く研磨することが最も効率が良いため、カットグレードの高いダイヤモンドの中にもダークセンターは出現する。
単純にカットグレードだけでダイヤモンドの美しさを図れない1つの要因と言える。ダイヤモンドの美しさは原石の良し悪しとカッターの腕前で決まると言われる所以である。
先日もダイヤモンドご検討のお客様に「明るく白いダイヤモンドと黒い感じに輝くダイヤモンドで悩んでいる」と言われました。無論前者は弊社のダイヤモンドです。アントワープブリリアントでは専属研磨師フィリッペンス・ベルト氏の審美眼でダイヤモンドを明るく仕上げます。ダイヤモンドには「派手地味感」や「寒暖感」が有り、これらはカットグレード以上に見た目を大きく左右します。ダークセンターは寒暖感の低い冷たく見えるダイヤモンドの特徴です。毎日目にするダイヤモンドですので明るく元気で鮮やかな発色のダイヤモンドを選びたいものです。
アントワープブリリアントの場合ダイヤモンドの研磨は原石の形を見ながら行われるのでダークセンターのダイヤモンドは取り扱いませんのでご安心ください。