スカラベ(Scarab)
スカラベ(Scarab)は紀元前3000年頃のエジプトで太陽神信仰では太陽神と同一視されたため神聖なものとして扱われ、様々なジュエリーにもモチーフとして採用された。スカラベはコガネムシの一種で春になると冬眠から覚めることから、春に復活するシンボルであった。また丸めたフンを運ぶ姿が”天空を通う太陽神”と同一視され、その化身として崇拝されました。
復活は不死と結び付けられ不死のお守りとして様々なジュエリーに採用されました。特に回転する仕様にスカラベを配したリングの逆サイドはハンコの様なインタリオ模様が施され王の印台として、書面に押印されました。この文化は古代ギリシアや古代ローマにも引き継がれました。