ヴァスコ・ダ・ガマ(Vasco da Gama)
伝説の冒険家が発見した喜望峰ルート
ヴァスコ・ダ・ガマ(Vasco da Gama 1460~1524)は南アフリカの喜望峰を回ってインドへ向かう航路を発見した冒険家。それまではシルクロードを通てインドへ向かわなければならなかったが、ヴァスコの発見で海洋貿易が盛んに行われる様に成った。伴ってアフリカ周りの船にとってポルトガルはヨーロッパの玄関口の様な立地の為に巨大な交易圏を作り上げ一大海洋国家となっていくことに成る。ポルトガルは領地支配よりも貿易をスムーズに行う為の海洋派遣に重きを置いていたために領地自体は拡大しなかった。
ヴァスコが発見して支配した地域の総称をインディアスと呼ぶ、インディアスは現在の西インド諸島、アメリカ大陸の一部、およびフィリピン諸島を指す。もともとの言葉の意味としては中国、日本を含む東アジア地域の総称。