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フォスフィフォライト

フォスフィフォライト(Phosphophyllite)

鉱物名は燐葉石(りんようせき)科学名:リン酸亜鉛水和物、無色から青味がかった深緑迄、単斜晶系で硬度は3.5、アメリカやドイツ、オーストラリアとボリビアなどで産出する。フォスフィフォライトは【燐を含む】と【薄くはがれる】を意味するギリシャ語が語源。黄鉄鉱を母岩にして成長する結晶で単結晶で大きな固体は非常に希少。

宝石としては希少な鉱物で博物館や収集家に珍重されている。繊細な青味がかった緑色の結晶は人気が高い。モース硬度の3.5以上に結晶形が脆い事と、ファセットカットできるだけの結晶サイズがカナカナ産出しない為に宝石として非常に珍しい。産地は世界中に点在しているものの宝石品質としてはボリビアが有名。しかし鉱山はすでに閉山しているためにファセットカットされたフォスフィフォライトに出会うことは殆どない。

国内の人気漫画宝石の国に取り上げられた事で脚光を浴びているが、残念ながら店頭で紹介出来る事は今のところない。

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