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オールドヨーロピアンカット

婚約リングのカットの歴史ダイヤモンド・オールドヨーロピアンカットブリッジ銀座婚約リングダイヤモンド

オールドヨーロピアンカット(Old EUROPEAN Cut)は18世紀初め登場したダイヤモンドの新しい研磨様式。ラウンドブリリアントの原型とされるオールドマインカットを進化させたオールドヨーロピアンカット
17世紀にヘンリーDモースによって開発された蒸気機関式の行動力ブルーティングマシーンの登場とダイヤモンドの加工技術が向上したことでこの時代には、テーブルを正面に丸い形状に仕上げる事が出来る様になります。
58面体に研磨されたこのカットは現在のラウンドブリリアントカットのルーツと呼ばれています。

そして1850年にアメリカのヘンリーDモースによってラウンドブリリアントカットが開発されるとスタンダードとなり、オールドヨーロピアンカットで採用されていた高いクラウン部分は光の利率を優先して低く仕上げられるようになって行きます。その後、モースのダイヤモンドがどのようにカットされて光るのか?を解明したマルセル・トルコフスキーによって光の屈折値が数値化されていくことに成るのです。
ダイヤモンドのカットグレードを定めるGIAではエクセレントカット発表以降それ以外の形状のラウンドブリリアントカットについて全てモディファイテッドラウンドブリリアントと定義しています。またカットグレードは時代背景を考慮して付ける事としていて、オールドシングルカットはカットグレードGOOD相当と判定されます。

⇒ダイヤモンドカット・研磨の歴史

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