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ルース(Ruth)

ルース(Ruth)はダイヤモンドなど宝石の裸石の事。一般的に研磨済みの宝石をルースと呼び、研磨前、原石の状態をラフ(Rough)と呼ぶ。ダイヤモンドはGIAが定めた国際的な評価基準4Cのグレードによって取引価格が決定される為に原石の段階では正確に価値の判断が出来ない。また1つの原石をどの様に仕上げるか?は所有者の判断に委ねられる。

トランスペアレンシーはダイヤモンドの美しさを決める重要な要素
複数の小粒ダイヤモンドを取りだすのか?1つの大きなダイヤモンドを取り出すのか?によっても採取的な価値が変化する。ダイヤモンドは研磨済み”ルース”の状態になって初めて価値を持つとされる。ラフ原石の状態ではどれだけ価値のある宝石であるか?は確定していない。その為、2000年頃、原石の状態で国際間を違法取引したダイヤモンドは反政府組織やテロリストによってマネーロンダリングの材料に使われた。
2003年に定められたダイヤモンド原石の不正取引を禁止したキンバリープロセスではルース状態ではなくラフ”原石”を国際間取引する際に特に厳しく取り締まる事となった。ダイヤモンドの取引ではルースは1つづつパッケージされて1つづつ取引される。その為、大量取引だから有利とか少量だから高く取引されることは無い。よほど小粒のダイヤモンドでい限りロット取引は無い。
ブリッジ銀座でダイヤモンドジュエリーを選ぶ場合ルースとデザイン枠を別々に選んで組み合わせておつくり頂く事が出来ます。

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