レーザーソーイング(Laser Sawing)
レーザーソーイング(Laser Sawing)はダイヤモンドの研磨方法で1980年代後半に登場した。グレインを無視してダイヤモンドを思う方向に焼き切る事が出来る。高コストの問題と切断面の仕上げの問題があるが、レーザーソーイングが登場したことでそれ迄”グリーピング”して割って仕上げるしかなかったダイヤモンドにとっては革新的な技術となった。
レーザーソーイングとスキャンの技術を組み合わせることで内包物の位置やグレインの方向などを完全に把握できて思うようにカットできるようになった。事実世界最大の研磨済みダイヤモンドであるゴールデンジュビリーは原石からの目減りが殆どないことは注目されます。※対してカリナンは3000ct以上の大きな原石でしたが研磨済みのダイヤモンド最大はゴールデンジュビリーより小さいのです。
デビアスやサイトホルダーなどダイヤモンド原石の加工王手は最新技術であるレーザーをいち早く導入しています。