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パパラチア サファイア(PardarachaSapphire)

パパラチア(Pardaracha)

パパラチアはピンキッシュオレンジのサファイア。サンスクリット語で蓮の花の意味で、インド洋に沈む夕日の色をしたスリランカ産サファイアの宝石名。鉱物名はコランダムでコランダムは赤色をルビーそれ以外の色調をサファイアと呼びます。パパラチアはルビー以外で単体の名前を持つ唯一のサファイヤ。微量に混入した鉄、チタン、ヴァナジウムそしてクロム等金属元素によって着色している。長波紫外線には鮮烈な赤~オレンジの反応を示す。9月の誕生石

パパラチア蓮の花という意味のサンスクリット語が語源ピンキッシュオレンジのサファイヤ

非加熱NNのパパラチアサファイヤは非常に希少。

蓮の花を意味する現地語”サンスクリット語(シンハラ語)”でパパラチアはお釈迦様が生まれてきたとされる蓮の花の色をしたファンシーカラーサファイアです。仏教に熱心なスリランカでもその周辺国でも大変珍重される色合いです。(因みにシンハラ語とサンスクリット語は同義です。)

パパラチアの色合いについてはこれ迄も鑑定鑑別機関によって解釈が異なり、ピンクとオレンジの中間でどの範囲の色をパパラチアとするのか?が何度も問題になっています。パパラチアと判定されたサファイアとピンクサファイヤやオレンジサファイアと判定されたサファイアでは取引価格に大きな差異が生まれるからです。
その為、そもそもスリランカのラトゥナプラ鉱山産出のピンキッシュオレンジのサファイアにのみ使われる特別な名前だったのですが、オレンジィピンクはどうなのか?とかピンキッシュオレンジではあるモノの殆どピンクサファイアのようなモノはパパラチアと呼ぶのかどうか?など常に論争が絶えません。BRIDGE銀座アントワープブリリアントギャラリーではCGL中央宝石研究所で鑑別させたものはピンクサファイヤ、タイの専門機関AIGSで鑑別したものはパパラチアと表記します。

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