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アソーター(Assort)

ダイヤモンドのグレード仕分け職人

Assort アソート(アソーター)アソートとは分類するという意味。ダイヤモンド業界で使われる業界用語でダイヤモンドをグレード毎もしくはサイズごとに仕分け作業する人の事を指す言葉。毎日大量のダイヤモンドを仕分けするアソーターは国際基準4Cを体感で熟知しています、不思議なことにアソーターという職業についている人の中でGIA等が発行する宝石鑑定師の資格を持っている人は稀です。ダイヤモンドの仕分け作業は親方から弟子へと連綿と受け継がれている技術なのです。

サイトホルダーでは小分けのパーセルにダイヤモンドをアソートする業務は日常的に行われています。4Cで区分けする場合もありますし、ダイヤモンドの直径で区分けする場合もあります。仕事例:1000個のメレダイヤモンド(0.1以下)の中からカラーグレードGカラー以上のダイヤモンドだけを抜き出す。Gカラー以上のダイヤモンドだけをアソートするという意味。

細かくアソートされた高品質原石からダイヤモンドを研磨して婚約指輪にセットする
写真はベルギーアントワープのアソーターが仕分けをしているところです。写真では比較的大粒のダイヤモンドですが、メレサイズのアソートなどは本当に神経を集中して行わなければなりません。
駆け出しのアソーターやバイヤーは0.005ctサイズなどの極小メレダイヤモンドからカラーグレード上位だけを抜け出す仕事(アソート)を一日に何度も行い、それを一年間など繰り返すことでダイヤモンドの選定眼を磨いていきます。どの職業でも修業は必要ですがダイヤモンド業界では”本物を見抜く目”は最も重要なスキルと言えるからなのです。

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