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メレンスキーリーフ(Merensky Reef)

発見者の名前がついた希少金属

メレンスキーリーフ(Merensky Reef)プラチナの原鉱石1tから約3gしか採取出来ない超稀少金属です。大規模なプラチナ鉱山でもその採掘量は月間100トン程度、つまり貴金属のプラチナは大規模な鉱山であっても月間に300g(0.0003トン)全世界の1年間の採掘量でも150トン・・それしか採掘できない非常に希少な金属なのです。

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プラチナの原鉱石「メレンスキーリーフ(Merensky Reef)」は層状貫入岩体(そうじょうかんにゅうがんたい)という、ペグマタイト質の輝岩の層を指します。層状や縞状の性質得を持つ火成岩の中に含まれるのですが、この層はプラチナの他にパラジウム、ルテニウム・ロジウム・イリジウム・オスミウム等の希少金属のプラチナ族が満載!しかもニッケルや銅、鉄とクロム鉄鉱を含んでおり大変貴重な鉱物といえます。

メレンスキーリーフの産出国「南アフリカ」にはそうした珍しい地層が多く存在しており地層学者にとっても注目の国なのです。プラチナの原鉱石はその昔岩盤を突き破って吹き出し冷え固まったマグマの中に層状に分布しており、その中から層状の部分のみを採掘するので採掘は困難を極めます。

しかもメレンスキーリーフの採掘現場は地下1000m! 採掘現場ではプラチナ原鉱石「メレンスキーリーフ(Merensky Reef)」の約数10センチしかない鉱脈を見定めて採掘します。

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