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プリニウス(大プリニウス)

ガイウス・プリニウス・セクンドゥス(Gaius Plinius Secundus)プリニウスは、古代ローマの博物学者。自然界を網羅する百科全書『博物誌』を著した。

ダイヤモンドが人類史上最初に登場するのは博物誌であるという説も有ります。(聖書の中に記述があるとする説も有りますが明確にダイヤモンドを指していないという事も有る為)博物誌の中でダイヤモンドは語源の「Adamas(アダマス)」をそのまま使って記されています。その中でダイヤモンドは「透明な硬い多面結晶があり、非常に強固で切断できず」と記されています。当たり前かもしれませんが当時の加工技術ではダイヤモンドを切断する事は事実上不可能だったのです。

この他にもプリニウスがダイヤモンドについて書いた文書によると“Diamond is the most valuable, not only of precious stones, but of all things in this world.”「ダイヤモンドは、貴重な石だけでなく、この世界のあらゆるものの中で最も価値があります。」と記述していました。

その硬さから最も珍重された宝石であったことは言うまでもありませんが、当時は加工が出来なかったために他の輝石(ルビーやエメラルド、サファイヤ)に比べてアクセサリーなどに用いられることは稀でした。ダイヤモンドは比類無き硬さゆえに貴重とされていたのです。

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