スインドルストーン
スインドルストーン
ダイヤモンドのプロポーションでテーブルサイズを大きく、デプスを抑えてフェイスアップで大きく見せるようにカットされたダイヤモンドを指す業界用語。ラウンドブリリアントカットではエクセレントカットになった時の横幅がおおよそ決まっている、【スインドルストーン】は歩留りを犠牲にして横幅をおおきく見せる為に輝きが良くない仕上がりとなる。
ダイヤモンド業界で有名な【スインドルストーン】の例として、テーブル上25CMの位置にダイヤモンドの光が集まるように設計しエクセレント以上の輝きと謳うカット等がある、しかし形が美しくないうえに、輝きを偏らせるので全体的な美しさにかけスタンダード化には至らなかった。こうした亜型カットプロポーションはダイヤモンドの鑑4Cを制定するGIAによってフェアカット(FairCut)もしくはプアカット(PoorCut)評価となる。GIAでは官能評価も加える為にこうしたスインドルストーンは美しさに欠けると言う意味で間違いはない。