シンセティック(Synthetic)
シンセティック(Synthetic)シンセチックとも、は人為的に合成された石の事。合成石。合成石は天然宝石と同じ化学組成、結晶構造を人工的に作り出したものを指す業界用語。バブル期には安価なピアス等に使う代替宝石として用いられていた。合成ダイヤモンドや合成ルビー・サファイヤ、丸いプラスチックに真珠パウダーを塗布したような模造品もシンセティックの一部。
一部通販サイトなどでも問題になっているキュービックジルコニアをCZダイヤモンドと表記することは、ジルコニアをダイヤモンドと誤認して購入する恐れがあり、販売業者はそれを認識しながら詐欺的な販売方法を続てけている事は業界にとって大きな問題である。
2025年7月のラパポートニュースによるとフランス政府はCVD合成ダイヤモンド「ラボグロウン」をダイヤモンドと呼ぶことを原則禁止。天然ダイヤモンドをしっかり区別して「シンセチック」と呼ぶことを義務付けダイヤモンドの呼称を違法とした。