サファイア(9月の誕生石)
9月の誕生石 サファイア(sapphire)
「慈愛・徳望・誠実・真実・忠節・高潔」9月の誕生石のサファイアは何世紀もの間、王族や聖職者の式服の装飾品として使用されてきました。古代ギリシャやローマのエリートの間では、ブルーサファイアがその所有者を危害や嫉妬から守ってくれると信じられていました。そもそも青い色にも癒しや回復と言ったイメージがもともと有るのもこうした事から来ています。中世ヨーロッパのカトリック系聖職者は、天を象徴するという理由でサファイアを身に着けていました。また、古代ペルシャ人は、地球が本当に巨大なサファイアの上にあるため空が青いと信じていたと言われます。
古代ギリシャやローマで使われていたラテン語で青を意味する「サフェイロス」が名前の由来で日本名は「青玉」といいます。ルビーと同じコランダムという種類で、赤色に変化したものをルビー、それ以外のものをサファイアといいます。青色以外にもピンクサファイアやイエローサファイアなど様々な色のサファイアが存在します。種類や産地によって色の濃さと種類は様々で「矢車菊の青」という意味の「コーンフラワーブルー」がサファイアの最上級のものとされています。しかしコーンフラワーブルーサファイアの産地であるカシミール地方ではアルカイダなどが長く紛争しており、サファイア採掘は停止したままです。現在ではロイヤルブルーと呼ばれ伝統あるイギリス王室で愛され、王冠やティアラなどに用いられる色が最高色となっています。ロイヤルブルーのサファイアはイギリス王室の婚約指輪として受け継がれて居る事も広く知られています。
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サファイアの産地
サファイアは比較的様々な場所で産出します。中でもカシミール、ミャンマー、スリランカの三地域では最高評価を受けるサファイアが産出する事で知られます。他にもかなりの量がオーストラリア、タイ、カンボジア、マダガスカルなどのアフリカ諸国、米国(モンタナ州)、そしてその他のアジア圏でも発見されています。