エストレラドスル(南の星)鉱山
黄金境の原型となった伝説のダイヤモンド鉱山
エストレラドスル(南の星)鉱山【Estrela do Sul (Star of the South) mine】は1853年に有名なピンクダイヤモンド”スターオブサウス”を産出したブラジルのダイヤモンド鉱山。エストレラドスルはこの地帯一帯を指す言葉で鉱山と言っても二次鉱床の集合エリア。この一帯を流れるバガゲム川はそのまま優良な堆積鉱床でこの川でダイヤモンドが産出したことが知れ渡ると世界中から多くのトレジャーハンターやガリンペイロがダイヤモンドを求めて殺到し賑わいました。1850年当時のブラジルは南アフリカでダイヤモンドが発見され迄の間、世界で唯一のダイヤモンド産出地として多くの冒険家、トレジャーハンター、ガリンペイロにとって未開の地であり、同時に未達のお宝の眠る地だったのです。
日本語読みになるエストレラドッスルはそのまま”エルドラード”と呼ばれます。エルドラードは黄金境の事でこの地はダイヤモンドと金の産出鉱山だったのです。日本でも有名な玩具”黒ひげ危機一髪”の黒ひげ達 海賊が目指している黄金境の原型がこのエストレラドスル(南の星)鉱山で有るとされています。