合成宝石は再販する場合にも価値は無い
ラボ・グロウン・ダイヤモンド(LAB-GROWN DIAMOND)CVD合成ダイヤモンドの事を指す用語。ラボはlaboratory研究所の意味なので、研究所で育った(作られた)結晶の意味でラボグロウンと呼ばれる。通常宝石の価値は需要と供給で決定される為、ラボグロウンのダイヤモンドには希少性が無く生産にかかるコスト以外の価値が無い。再販する場合にも価値は無い。
販売に際しデビアスグループが定めた上代で取引される為、販売価格の制限がある(※概ね天然宝石の半額程度)
合成ダイヤモンドはCVDの他にHPHT法など様々な合成法が現在までに発見されていてCVD合成したダイヤモンドをHPHT処理する物などハイブリットな合成法が見つかっていますが、看破の方法も確立されており、現在の技術で調べると合成か天然かは簡単に見分ける事が出来る。
合成ラボグロウンダイヤモンドは層状に積み上げられた炭素の結晶系をしています。研磨は基本的に機械で行われ、職人の技術が極力介入しなくても良いような生産体制を取っているため、美しさという点でも原石と研磨者にこだわっているダイヤモンドには遠く及ばない
そもそもBRIDGE銀座アントワープブリリアントギャラリーではダイヤモンドに幸せな記憶や思い出、そして二人の絆の象徴として、熱い決意を込めて贈って欲しいと思っています。そうして贈られたダイヤモンドは二人にとって掛け替えのない想い出の品物となり、時にそれを次の世代へと受け継いで行ける、そんな宝物となるような宝石を商いしています。宝石として価値の無い合成(ラボグロウン)ダイヤモンドは、私たちのポリシーからは遠く離れたところにある商材なのです。(写真はボツワナ産天然ダイヤモンドを贈ったカップル)
ダイヤモンドは熱伝導の極めて高い特殊な超硬素材です。その特性は半導体内部や各種媒体利用できる他、地下資源採掘、また宇宙開発等に利用できることが見込まれており開発は今後も進むと思います。ダイヤモンドは人類未達の領域への挑戦に欠かせない素材であることは言うまでもありません、「ダイヤモンドを制する者は世界を制す」格言は生き続けているのです。