ブリッジ銀座は紛争鉱物を使用しません
ブリッジ銀座では納品時に使用するボックスやショッピングバッグに使用されている紙類から、結婚指輪や婚約指輪などのジュエリーに使用されている貴金属素材、そして宝石の主石となるダイヤモンドやサファイヤなど使用する素材全てにおいて、ブリッジ銀座で販売する全ての商品に係わるすべての材料を企業の社会的責任(CSR)を持って調達した素材であるように尽力しています。
私たちブリッジ銀座は直接貴金属のダイヤモンドの鉱山や金プラチナ等の地下資源採掘の鉱山を運営している訳では在りませんが、採掘され供給される宝石や貴金属に対して最終的な販売者として結婚指輪などに使用される金属のトレサビリティに社会的に高い責任が有ると考えています。
ブリッジ銀座では使用する金やプラチナ等の貴金属素材について、紛争やテロに関わる資金提供、人権侵害、紛争地域の税金・手数料・採掘権料の支払い、マネー・ロンダリングに関係する原材料を調達しないようにサプライヤーと協力して取り組んでいます。
使用する貴金属素材の調達に関する原材料のサプライチェーンに伴うリスクを認識し、回避すると共に、環境・サステナビリティに係る責任を果たすため、以下のような取り組みを行っています。紛争金属を排除するための取り組む
金・銀については、LBMA(ロンドン地金市場協会)プラチナ・パラジウムについてはLPPM(ロンドンプラチナ&パラジウム市場)の各ガイダンスに照らし、コンゴ民主共和国およびその周辺9か国に由来する原材料は紛争やテロへの資金提供、人権侵害、マネー・ロンダリングへの関与、環境・サステナビリティに係る責任を果たしていない高リスクな調達先と判断、素材調達を停止しています。特に高リスクであるとされる すず・タングステン・タンタルについて、供給元の調査をしています。
金・銀・プラチナ・パラジウムについて、鉱山企業への情報開示請求などを精製業者を協力して行い、サプライチェーンの調達管理をしています。
このように使用する貴金属素材、金やプラチナなどの金属に関してブリッジ銀座では、貴金属加工の現場で選任した管理責任者の管理の元、原材料の納入管理をします。
また他の貴金属産地についてもサプライチェーン責任者が高リスクと判断した場合、然るべき組織決定を経てリスク緩和を図りますが、リスク緩和ができない場合には直ちに調達を中止し、ブリッジ銀座で販売する貴金属素材に使用する事が無いよう取り組んでいます。
ブリッジ銀座では関係会社全てに上記内容を周知徹底し紛争やテロへの資金提供、人権侵害、マネー・ロンダリングへの関与、環境・サステナビリティに係る責任を果たしていない高リスクな調達先から貴金属素材の調達をしないように指示しています。
2000年頃から現在までの長期間にわたり、地下資源産出国の中で情勢不安が続く一部の地域では、鉱業に関連した暴力、人権侵害、そして環境の悪化が発生していることが報告されており、宝飾業界はそうした問題に取り組むべき社会的責任が有るとブリッジ銀座では考えています。
また、こうした問題は予てより実は世界的にも問題視されていました。
ダイヤモンドにおけるキンバリープロセス等は先駆的な取り組みとして業界に先駆けてブリッジ銀座でも2003年には取り入れて取り組んでいます。上写真はデビアスグループによって健全な運営がなされるボツワナのジュワネング鉱山。
通常地下資源開発などの鉱業は生産国にとって社会的および経済的発展の源となる為、鉱業に関連した暴力、人権侵害、テロへの資金提供、マネー・ロンダリングへの関与、環境・サステナビリティに係る責任(CSR)を地下資源採掘企業や精錬加工業者に私たち販売者を加えた業界人が中心となって果たし、倫理的・平和的に安定操業する事が出来れば、地下資源産出国にとっては国を発展させる大きな原動力となる事は明白です。
コンゴ民主共和国(DRC)とその隣接諸国の状況は、鉱業の課題と可能性の両方を内包しているのです。