ウインドウ(研磨済みダイヤモンド)
ウインドウ(window)
研摩済みダイヤモンドの外観で美しく仕上げれなかったダイヤモンドの呼称。宝石(ダイヤモンド)をフェイスアップで見た場合に色が抜けてしまうように見える部分のこと。ダイヤモンドではカットグレードが悪い場合にフィッシュアイと呼ばれる光のモザイクが抜けてしまうような見た目になると同義。
正面から見て強く輝くことが売りだったダイヤモンドカットに比較的多くみられた、光のモザイクにぬけが起こるためダイヤモンドを斜めに回してブリリアンスをチェックするとパビリオンとクラウンの間の様な光の無い線が出現する。
ウインドウの多くはカットグレードグッド程度でカットグレードエクセレントのなかった1980年代まで業界にたくさん存在していました。
ダイヤモンドの国債的な評価基準4Cを定めるGIAでは2007年以降ダイヤモンドのカットグレードを運用しており、伴ってそれまでに発表されたすべてのラウンドカットのダイヤモンドをモディファイテッドラウンドブリリアントと定義して亜型扱いしています。
現在も質屋さんや買取専門店などで買取されたダイヤモンドの中には多く見かけます。ブリッジ銀座アントワープブリリアントギャラリー(アントワープブリリアント)ではウインドウやフィッシュアイなどのダイヤモンドは取り扱いません。
ウインドウやフィッシュアイは見た目に美しさを損なうためなるべく選びたくない宝石です。