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ハートアンドキューピッド

Heart & Cupid ハートアンドキューピッド

フィリッペンスベルト氏らの手で1993年に開発され高いダイヤモンドの研磨技術が求められる研磨方法で研磨されたダイヤモンドに見える光の模様。ラウンドブリリアントカットのダイヤモンドをパビリオン側から専用のスコープでのぞき込むと8個のハートマーク、テーブル側からのぞき込むと8本のアローパターンが確認できる。プロポーションとシンメトリーの優れたダイヤモンドに出現する模様。

ダイヤモンドのカットグレードの内シンメトリー(対称性)が特に優れていれば、G.I.A.カットグレードがエクセレント以下のベリーグットでも、クラウンとパビリオンのファセットの先端が一致している事や、複数存在する同種のファセットの形が合同一致している状況であれば実はハートアンドキューピッドパターンは出現することが分かっています。

ハートアンドキューピッドパターン2

ハートアンドキューピッドはダイヤモンドのクラウン部分とパビリオン部分のガードルを挟んだファセット稜線の一致や連続性など特に仕上げの問題でその良し悪しが決まるのです。研磨職人の腕前という意味では研磨の各ファセットの角度調整や先端の一致など細部の細かな調整が重要な要素であるハート&キューピッドパターンを狙って出す事こそ高い研磨技術が要求さる職人の世界と言えるのかもしれません。

※ハートアンドキューピッドは中央宝石研究所の登録商標です。

⇒ダイヤモンドカットと研磨の歴史についてもっと詳しく

 

 

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